2008/05/10

行ってきました.秋吉台・湯田温泉

 このGWに、家族で山口は秋吉台と湯田温泉に一泊の小旅行に行ってきました.恥ずかしながら、カルスト台地を見るのは初めてでしたので、かなり感動してしまいましたね.白い石灰岩がゴツゴツと地中から突き出てる様子は神秘的な印象すら受けました.
カルスト台地

Photograph by Noah



 それにしてもカルストロードは本当に気持ちの良い道路ですね.GWということで多少の渋滞は覚悟していたのですが、スイスイと車が進み最高のドライブとなりました.新車を購入したら真っ先に行ってみたいと思ってます.

 宿泊は湯田温泉.山口市内の街中に温泉があるのも少し驚きましたが、こちもなかなかの宿泊施設で4月の異常な労働による疲れを癒して頂きました.

 二日目は香山公園の瑠璃光寺五重塔と雪舟庭を観光して帰宅.こちらもGWの渋滞を予想して早めに帰路についたのですが、予想に反して中国自動車道は全くの渋滞なし.快適に運転できてこちらも良いドライブとなりました.

瑠璃光寺五重塔

Photograph by Noah



雪舟庭

Photograph by Noah



 そんなこんなで鋭気をやしなってGW明けに出勤したのですが、仕事の山の現実に引き戻され少しブルーになってます.あぁ・・・.
 夏休みは角島に海水浴に行く予定です.今年は山口探訪といったところでしょうか.(萩なんかも行ってみたいのですが.)
 ところで、技術士の申し込み期限も過ぎたようで、みなさん無事済まされましたでしょうか.ここからが追い込みの正念場ですので、計画的にこつこつとやっていきましょう.(と、とりつくるったようにたまには技術士ネタ(たいしたネタではないですが.)で締めくくります.)
 

2008/03/11

海峡横断プロジェクトの行く末

 日銀総裁人事や来年度予算案、石波防衛相の責任問題を巡って国会が空転してますね~.日銀総裁については民主党が主張する「財政・金融政策の分離」も判らんではないけど、個人的には他に人材がいないんだから武藤さんで良いんじゃないかな~.国際経験の弱さなんかが指摘されているようだけど、その辺は副総裁がカバーしそうだし、なんと言っても総裁空席による株価低迷だけは避けてほしいですね.

 道路特定財源に関しては民主党の激しい指摘によってか、ついに「駐車場整備推進機構」と「海洋架橋・橋梁調査会」が2009年度中に解散することになってしまいました.海洋架橋・橋梁調査会については何かと日頃の業務と関係があっただけに少なからずショックを受けています.特に長大橋技術の旗振り役としては、それなりに役目を果たしてきていると思っているので、技術の伝承なんかはどの機関が担っていくのかな~って、ちょっと心配ですね.


Photograph by Noah


 
無駄遣いの批判が出ている道路特定財源に関する国土交通省の改革本部は7日、同財源から事業収入を得ている50の公益法人のうち、「駐車場整備推進機構」(東京)と「海洋架橋・橋梁(きょうりょう)調査会」(同)を2009年度中に解散することを決めた。
 OBの主要な天下り先となっている関東建設弘済会など全国の弘済会8法人の民営化も検討し、廃止や統合を含めて、公益法人の半減を目指すとしている。
 国交省によると、同機構は約995億円を投じて建設された東京、大阪などの地下駐車場14か所を管理・運営しているが、その多くで利用が低迷。解散後の駐車場の運営業務は民間に委託する。06年度の道路財源からの事業収入は、路上駐車対策の調査研究など計約1億7000万円だった。
 同年度だけで約30億円の道路財源が支出されている同調査会は、実現のめどが立たない全国6か所の海峡横断プロジェクトの調査を取りやめ、別の財団法人と統合する。
 また、職員旅行の費用をほぼ“丸抱え”して03~07年度に計約2080万円を支出した「公共用地補償機構」(東京)は、役員と管理職の計30人が半額近い約1000万円を同機構に返還することになった。
 冬柴国交相は記者会見で「国民の批判を重く受け止め、誠心誠意、改革に取り組みたい」と語った。

読売新聞 3月7日(金)



 記事中の6つの海峡横断プロジェクトは、東京湾口道路、伊勢湾口道路、紀淡連絡道路、豊予海峡道路、島原天草長島架橋、津軽海峡道路、といったところでしょうか.

 長大橋に携わりたいと思ったら、いよいよ海外に目を向けていくしかないって感じですね.韓国や中国ではまだまだ長大橋プロジェクトがありそうですから.あとは採算性ですね~.う~ん、悩ましい.

参考サイト:財団法人 海洋架橋・橋梁調査会

2008/01/26

クールアース推進構想再び(ダボス会議)

 今日、NHKでダボス会議での福田首相の特別講演を見たけど、日本のリーダーとしての「オーラ」があまり感じられず、ちょっと残念でしたね.(思わず「小泉さんだったらどんな印象になるんだろう」って考えちゃいました.(個人的には福田さんは嫌いじゃないんだけど.))

 
 福田首相は26日午前(日本時間26日夜)、スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の特別講演として演説した。

 7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の議長として、地球温暖化問題について、京都議定書後の枠組み作りに取り組み、温室効果ガス削減の国別総量目標を設定することなどを掲げた「クールアース推進構想」を表明した。・・・<中略>
 
 国際環境協力では、日本の進んだ省エネルギー技術を他国に伝える考えを示し、「2020年までの30%の効率の改善を世界が共有する目標として持つことが必要だ」と語った。また、ガス排出削減への参加を途上国にも求めるため、100億ドル(1兆760億円)規模の新たな資金援助を打ち出した。・・・<以下省略>
 

YOMIURI ONLINE 1月26日(土)



 「クールアース推進構想」は確か安倍元総理が打ち出した構想だけど、福田さんもそのまま継承したんですね.(さすが調整型首相.元総理へも配慮といったところでしょうか.ま~、国際社会に対する「日本としての約束」ということなんでしょうね.)

 「日本の進んだ省エネルギー技術」の具体的事例としては石炭火力発電効率技術と太陽光発電技術に言及していましたね.(月曜日に関連企業の株価が上がったりするかも?)


Photograph by オフィスeye


 特に太陽光発電技術に関しては現在迷走中の三洋電機にとっては「渡りに船」だったんじゃないかな.でも世界No1シェアはシャープ(シャープのHPによる)のようなので、シャープに追い風となるのかな.
  
参考サイト:asahi.com:福田首相の特別講演全文

2008/01/22

景気回復のためにも早期解決を

 耐震偽装に端を発した改訂建築基準法に対応する構造計算ソフトの大臣認定が遅れている.住宅着工の低迷に直結する問題だし、景気回復のためにも早期解決してほしいものである.(今日の東京市場も大幅安となりましたし.)


Photograph by Noah



 
 改正建築基準法に基づく新たな構造計算ソフトの大臣認定が進んでいない。国土交通省は平成19年中の認定を目指していたが実現せず、認定ソフトはいまだ存在しないまま。住宅着工の遅れを招きかねず、同省は先行しているNTTデータの開発品を21日に「仮認定」し、国指導のもと認定取得を進める異例の措置を打ち出した。しかし、特定企業の開発に国が関与する手法には「公平性を欠く」との声もあがっている。(省略)

 住宅着工の遅れは景気悪化に結びつきかねず、同省は急遽(きゅうきょ)、NTTデータが認定に向けて開発を進めているソフトを21日に「仮認定」する方針を固めた。国費を投入してゼネコンや設計事務所、建築確認検査機関などの協力を仰いだコンソーシアムを組織し、約1カ月かけてプログラムの問題点を洗い出す「バグ出し」作業を行うという。(以下、省略)
 

産経新聞 1月21日(月)



 恥ずかしながら、建築の構造計算ソフトに大臣認定が必要だとは知りませんでした.(鋼橋の断面計算プログラムには大臣認定はありませんね.)改ざん防止機能も追加するということで、それなりに時間がかかるのでしょう.それにしてもコンソーシアムを組織しバグ出し作業を実施するようだけど、最終的に責任を取るのはどこになるんだろうか.記事全文を読むとまだまだ最終確認までは時間がかかりそうである.(正直バグ出し作業を命じられたら毎日コンピューターとにらめっことなるだろうから嫌だなぁ~.)

参考サイト:大臣認定構造計算プログラムの試行利用の開始について・国土交通省

2007/12/31

梯子ははずされないように

 久しぶりの更新になってしまった. 

 テレビでは大晦日ということで賑やかな番組が目白押しですが、日本の宇宙政策からなんとも「お寒い」ニュースが飛び込んできた.
 


 
 官民による国産中型ロケット「GX」の開発計画が存続の危機に直面している。日本の宇宙政策を決める文部科学省の宇宙開発委員会は年明けに進ちょく状況の再評価を始めるが、すでに六年遅れ。GXの事業性を危ぶむ声が強まっており、計画の中止・変更までに議論が及ぶのは確実だ。文科省はすでに新たな代替ロケットの検討を開始。計画継続を望む民間側との合意は難しそうで正念場を迎えている。<中略>開発・事業段階の責任分担に明確な取り決めもなく、計画の運営を巡って官民の溝を深める原因となっている。

日本経済新聞 12月31日(月)




 民間側の中心はIHI、三菱商事、川崎重工業などが出資するギャラクシー・エクスプレス社.う~ん、見事に官側に梯子をはずされてしまっちゃいましたね.民間側は既に500億円を投じているというし、あとには引けないだろうなぁ~.でも「開発・事業段階の責任分担に明確な取り決めもなく」というのは、民間側も「おそまつ」と言わざるを得ないんじゃないかな.まさに企業としての事業計画の「入口管理不足」を露呈している・・・.
 IHIにとっては海外プラント事業不振による大幅業績下方修正に続いての暗いニュースになってしまった.市場の信用を回復するためにも来年は正念場となりそうですねぇ~.
 
参考サイト:㈱ギャラクシー・エクスプレス