2009/03/19

総合技術監理部門 合格体験記 講座編

 平成20年度の技術士試験で総合技術監理部門に合格しました.何回かに分けて合格体験記を記載していきたいと思います.合格体験記といってもいろんな切り口があるかと思いますが、今回は私が受講した講座についてご紹介します.

1.らがーさんの講座 
 Linkを貼らせて頂いているらがーさんの講座を受講しました.らがーさんのご指導がなければ合格は出来ませんでした.多くの受講者さんが既にブログで掲載されていますので、いまさら私が記載するまでもないのですが、らがーさんの講座の特徴を記載したいと思います.

1)添削内容が的確(うまい)
 優秀な建設部門の技術士の方でも、なかなか総合技術監理部門に合格できない方は少ないくないと思います.独学だけではなかなか「総監的考え方」を習得するのが難しいからではないでしょうか.らがーさんの添削では総監的論文の書き方を徹底的に指導してもらえるので、想定問題をこなしていけば自然と合格レベルに達することができます.私も最初は建設部門の発想から脱却できず苦労しましたが、何問か想定問題をこなしていくうちになんとか総監的論文の記述方法を身につけることができました.指導の的確性は20年度の受講者の合格率(3/6=50%)からも明らかですね.

2)レスポンスが早い(はやい)
 筆記試験の想定問題に対する答案と口頭試験の前に提出する技術的体験論文の添削をして頂きましたが、とにかくレスポンスが早いです.mailで提出後2~3日以内には添削結果が返信されていたと思います.mailの送受信記録を確認したら技術的体験論文にいたっては去年の10月29日から11月6日まで毎日添削してもらっていました(ちょっと頼り過ぎですね).

3)費用対効果が高い(やすい)
 らがーさんの講座の受講料は50,000円です.この金額で筆記試験の想定問題・技術的体験論文の添削と、口頭試験に向けての想定問答作成のアドバイスなどを1年間受けることができます.また、講座の範囲外だったかもしれませんが、択一の問題集の正答がおかしいと感じたときはこちらの疑問に答えて頂いたこともありました.この金額を高いと考えるか安いと考えるかは人それぞれだと思いますが、例えば資格手当てなどがある会社に勤務されている方などはすぐにペイできるのではないでしょうか.

 以上、吉野家のキャッチフレーズの「うまい、はやい、やすい」にかけて(不適切なたとえかも知れませんが)記載してみましたが、総合技術監理部門になかなか合格できない方や情報が不足している方には(もちろんそれ以外の方にも)本当にお勧めの講座です.

2.5Doors筆記模擬試験 
 筆記試験本番の約1ヶ月前に5Doorsの筆記模擬試験を受けました.択一、論文ともに実際の試験と同じ時間配分で実施されますので、その時点での自分のレベルの把握と時間配分の確認には良かったと思います.

3.Sukiyaki塾口頭試験セミナー 
 口頭試験の約1ヶ月前にSukiyaki塾の口頭試験セミナーを受講しました.技術的体験論文を提出した後、自分なりに口頭試験に向けての想定問答集を作成していましたが、Sukiyaki塾の講師の方に弱点や不足している点をご指摘頂き本番に向けて補足することができました.APECさんやPMP(☆虎)さんには本当に感謝しております.

 以上、(現在各講座を受講されている方に不利益とならないように)簡単ですが、受講した講座についてご紹介しました.独学で突破できればそれにこしたことはないですが、サポートを必要とされている方に参考となれば幸いです.