2009/08/30

お盆休み中の読書(ちょっと遅くなりましたが)

 今年のお盆休みはなるべく頭を空っぽにしたかったので、あまりこむずかしい本はやめておこうと思い、文字数が少なく軽めの本にしておきました.





知の巨人 ドラッカー 自伝

著者:ピーター F ドラッカー(牧野洋(翻訳))
出版社/日経ビジネス人文庫


 ドラッカーの書籍については、総監の口頭試験前にらがーさんに推薦して頂いておりましたが(ちなみに推薦された本はこちら)、なまけて読んでいませんでした.
 といってもこの書籍はドラッカーの自伝で日本経済新聞の「私の履歴書」をまとめたものですので、マネジメントやら経営やらの難しい内容はほとんどでてきません.

 簡単に読めて、そもそも「ドラッカーってどんな人?」ということに興味を持っている人にはお勧めの書籍だと思います.

 しかし、登場人物には驚かせられました.フロイト、キルケゴール、ヒトラー・・・.これらの人と何らかの交流のあった人がつい最近までご存命であったとは・・・(奥さんは今もご健在だそうです.)



 以下、番外編(読み終わった直後の私と嫁との会話(ちなみに嫁は経済学部出身))

私:ドラッカーって知ってる?
嫁:ドラッガー?麻薬やっている人のことかな
私:おいおい、ドラッカーだよ.大学で習わんかったの
嫁:あ~.シュンペーターとかその辺の人ね.なんとなく知ってる.
私:俊平太?誰それ日本人?
嫁:もういい・・・.

 ちなみにシュンペーターとはイノベーションが経済を変動させることを主張したオーストリアの経済学者だそうです.