2009/05/14

GW中の読書

 GWは一年の中でもまとまった時間のとれる貴重なとき.たまには気分転換に異業種に触れようと近くの図書館から何冊か書籍を借りてきました.今回は建築(住宅)に焦点を絞って選択.その中でも楽しく読めた2冊を紹介します.









AALTO 10Selected Houses|アールトの住宅
著者:齋藤 裕
出版社/TOTO出版





Alvar Aaltoはフィンランド生まれの建築家.家具などのデザインもしているようです.恥ずかしながらこの本を読むまではAaltoについては全く知りませんでした.北欧の住宅を多く設計しているようで、左の写真(Villa Mairea)のような緑の中の住宅が代表的な作品となってます.こんなに大きくなくとも良いので、緑に囲まれた一軒家には住んでみたいですね~.

 良くある難しい建築論を展開するようなものではなく、作品ひとつひとつについて豊富な写真と日本語と英語の解説が記載されている書籍なので気軽に読めます(というか眺めることができます).英語の教材としても良いかも知れませんね(私は全くダメですが.あぁ~).









住宅アンソロジー1981-2000
著者:日経アーキテクチャア+松浦隆幸
出版社/日経BP



 こちらは、主に日本の集合住宅を紹介している書籍.大学の建築学科出身の方にはお馴染みのものばかりなのでしょうが、県営住宅なんかにもいろいろと工夫されている点は新鮮でした.有名どころでは安藤忠雄さんの六甲の集合住宅について簡単に解説.個人的には左の写真の熊本県営保田窪第一団地がお気に入りです.以前住んでた社宅もなんとなくこんな感じで、中庭に植栽があり快適でした.

 Aaltoの住宅といい、私にとっては緑との接点が住宅に関するポイントのようです.



 実は、大学に入るまでは建築学科志望でした.建築家になれるとは思っていませんでしたが、民間企業で建築に関われる仕事に携われたらな~と漠然と考えていました.私の入った大学は工学部全体一括で入学し、1年生終了時に希望と成績をもとにいろんな学科に振り分けられる仕組みでした.サークルとバイトに明け暮れていたおかげでひどい成績で比較的人気のあった建築学科は断念した苦い経験があります(といっても今の仕事は嫌いじゃないので結果オーライといったところです).

 これからもまとまった時間がとれるときはテーマを決めて読書をしていきたいと思います.

2009/05/12

行ってきました.別府地獄めぐり

 このGWに家族で別府温泉に一泊の小旅行に行ってきました.仕事以外での九州は、3年前に阿蘇に行って以来の2回目の上陸です.

別府湾(別府湾SAにて撮影)

 個人的には九重”夢”大吊橋なんかも行ってみたかったのですが、子供も嫁も同行の家族旅行.ぐっとこらえて初日は「別府地獄めぐり」なるものに行ってきました.

血の池地獄

 2日目はハーモニーランドなる遊園地へ.子供の日の前日ということもあり、ディズニーランドでも経験したことのない行列に並んでしまいました.

 世間では千円渋滞が話題でしたが、歳のせいか長距離ドライブもしんどくなってきたので、往復とも徳山⇔竹田津のフェリーを利用してしまいました.ちょっと値ははりますが、子供にとってはアトラクションのようなものですし、自分もゆっくりできるのでフェリーは捨てがたいですね.

 次回の旅行はどこにしようかと楽しみにしながら仕事にはげむ今日このごろです.