わたしが建設部門に合格したのは平成14年度です.
もう、だいぶ昔のことで、試験制度も変わりましたが、建設一般や専門の勉強方法については少しは参考になるんじゃないかな.
[スケジュール] スケジュールについてはほとんど
sukiyaki塾に記載されてあった対策に従って勉強してましたね.ということで、これから受験を考えてられる方は是非とも
sukiyaki塾をご覧になることをお勧めします.(スケジュールだけじゃないんだけど.)
[建設一般] 建設一般については、はっきり言ってあまり勉強しませんでした.というのも初めての受験だったので、絶対受かるぞという心構えが出来ていませんでしたね.当時は設問の内容に対してあまり興味がなかったというのが正直なところです.(だから、勉強にも気が入らなかったんじゃないかな.)
まず、白書はほとんど読みませんでした.会社の上司や先輩にはたくさん技術士がいたんですが、誰も「読んどいたほうがいいよ」とアドバイスしてくれた人はいなかったと思います.
やったことはざっと以下の通りです.
1)過去問を5題程度.
2)先輩が残してくれた論文を3つぐらい斜め読み.
3)土木学会誌、日経コンストラクションの通読.
4)自分なりに想定問題を5つぐらい作って回答を準備.
その中でも力を入れたのは3)と4)だったかな.後にして思えば土木学会誌や日経コンストラクションには有益な情報があったんだと思います.なので3)はお勧めしておきます.もちろん白書の勉強はやって下さい.
ちなみに選択した設問は
「社会経済情勢が変化する中で、これからの都市部と地方部の社会資本整備のあり方」です.準備していた想定問題とほとんどドンピシャだったんで、最後の行まで書いた記憶があります.
[専門(鋼構造)] 専門は
社団法人 日本橋梁建設協会というところの出版物を使って勉強しました.どの出版物も実際に業務にあたられている方々が執筆されているので、細かいところまで行き届いたものになっていると思います.リンクをはったところに購入方法も載っているようなので、是非参考になされることをお勧めします.
あと、今一冊お勧めするのが
橋と鋼(建設図書)です.内容や目次はリンク先に載ってますので、ぜひご覧にになってみて下さい.
Amazonのリンクも貼っておきます.値段はすこしはりますが、中古でもあるようなので.ちなみにわたしの勤務先でも数冊購入しているんですが、わたしは個人的に持っていたかったので、昨年中古で購入しました.
[勉強時間の確保] これは、仕事の状況や立場、プライベートの環境によってひとそれぞれなので、あくまでも参考に.
わたしが受験したのは結婚2年目で嫁のおなかに娘がいるときでした.仕事のほうもようやく戦力として認められはじめた時期だったんで、結構忙しかったですね.
なので、完全に
「すきま時間」を利用していました.具体的には、ちょっと早めに出社して就業前に.お昼の休憩時間.そして、会社帰りに1時間くらファミレスでコーヒーを飲みながら.といった具合です.性格的に集中力は1時間ぐらいしか持たないタイプなので、かえってちょうど良かったんだと思います.
これはほんとに人それぞれだと思いますので、自分のBestな方法を早めに確立してみて下さい.
以上、参考になりましたでしょうか.
参考図書については、またの機会により詳細に紹介しようかなとも思ってます.