福田首相は26日午前(日本時間26日夜)、スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の特別講演として演説した。
7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の議長として、地球温暖化問題について、京都議定書後の枠組み作りに取り組み、温室効果ガス削減の国別総量目標を設定することなどを掲げた「クールアース推進構想」を表明した。・・・<中略>
国際環境協力では、日本の進んだ省エネルギー技術を他国に伝える考えを示し、「2020年までの30%の効率の改善を世界が共有する目標として持つことが必要だ」と語った。また、ガス排出削減への参加を途上国にも求めるため、100億ドル(1兆760億円)規模の新たな資金援助を打ち出した。・・・<以下省略>
YOMIURI ONLINE 1月26日(土)
「クールアース推進構想」は確か安倍元総理が打ち出した構想だけど、福田さんもそのまま継承したんですね.(さすが調整型首相.元総理へも配慮といったところでしょうか.ま~、国際社会に対する「日本としての約束」ということなんでしょうね.)
「日本の進んだ省エネルギー技術」の具体的事例としては石炭火力発電効率技術と太陽光発電技術に言及していましたね.(月曜日に関連企業の株価が上がったりするかも?)

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特に太陽光発電技術に関しては現在迷走中の三洋電機にとっては「渡りに船」だったんじゃないかな.でも世界No1シェアはシャープ(シャープのHPによる)のようなので、シャープに追い風となるのかな.
参考サイト:asahi.com:福田首相の特別講演全文